台風が過ぎた翌朝、「あれ、こんな音してたっけ?」
吹田市で屋根リフォームを検討されている方に、今回は実際のお客様のエピソードをそのままお届けします。
Nさんは吹田市在住の32歳。築27年の一戸建てに一人で暮らしています。今年の春先、株式会社アヴェールにLINEで写真を送って相談してくださった方です。
きっかけは、昨秋の台風でした。「台風が過ぎた翌朝、雨の降り方は普通なのに屋根の音がいつもと違う気がして。最初は気のせいだと思っていたんですけど、それからずっと気になってしまって」とNさん。
吹田市は淀川に近く、台風や集中豪雨のたびに強い風雨にさらされやすいエリアです。実際に現場で見ると、築20年を超えたスレート屋根(セメント系の薄い板を重ねた屋根材)は表面の塗膜が劣化して防水性が落ちていることが多く、台風をきっかけに不具合が表面化するケースは珍しくありません。関西全域でリフォーム・リノベーション工事を手がけてきた経験から言えば、「台風の後から何かおかしい」という感覚はほぼ正しいことが多いんです。
LINEで写真を送ってもらって、最初に気になったこと
Nさんが送ってくれた写真は、スマートフォンで撮った屋根の全景と、雨樋(あまどい)まわりの数枚でした。正直に言うと、写真だけで「確実に雨漏りしている」とは判断できません。でも、いくつか気になる点がありました。
- スレート表面の色むらとコケの繁殖
- 棟板金(むねばんきん:屋根の頂上部分を覆う金属板)の継ぎ目が浮いているように見える
- 雨樋の一部が変形している
「とりあえず一度、実物を見させてください」とお伝えして、出張調査に伺いました。
現地で確認した3つの問題点
屋根に上がって確認すると、写真で見えていた以上の劣化がありました。
まず、スレート材の表面が全体的に粉状になっていました。これはチョーキング(塗料が粉状になる劣化現象)と同じ状態で、スレート自体が水を吸いやすくなっているサインです。次に、棟板金の釘が数か所で浮いており、強風で板金が少し持ち上がっていた痕跡がありました。台風後に雨音が変わったのはおそらくこれが原因です。そして3点目、防水シート(ルーフィング)の経年劣化。築27年という年数を考えると、下地のシートもかなり傷んでいる可能性が高い状態でした。
「雨漏りしてないから大丈夫」と思っていたNさんも、この説明を聞いて「そういうことだったんですね」と少し表情が変わりました。雨漏りは、防水シートが完全に機能しなくなってから初めて起こります。「まだ漏れていないから問題ない」という段階ではなく、「もうすぐ漏れてもおかしくない」という段階だったわけです。
葺き替えかカバー工法か。Nさんが選んだ理由
屋根リフォームには大きく2つの方法があります。
葺き替え(ふきかえ)は既存の屋根材をすべて撤去して新しく張り直す方法。下地の状態まで確認・補修できる一方、撤去費用がかかるため費用は高くなります。
カバー工法は既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ね張りする方法。撤去費用が不要で工期も短く、断熱・遮音性能が上がるメリットもあります。ただし、下地が著しく傷んでいる場合は向きません。
Nさんのケースでは、防水シートの状態を慎重に確認した上で「カバー工法で対応可能」と判断しました。新しい屋根材にはガルバリウム鋼板(アルミと亜鉛の合金でできた錆びにくい金属屋根材)を採用。軽量で耐久性が高く、スレートからの重ね張りに適しています。
費用と工期、正直な数字
今回の施工内容と費用の概要はこちらです。
- 施工面積:約78㎡
- 工法:カバー工法(ガルバリウム鋼板重ね張り)
- 棟板金の交換・雨樋の一部補修を含む
- 工期:4日間
- 費用:約88万円(税込)
これはよく聞かれるんですが、吹田市エリアの築20〜30年のスレート屋根をカバー工法でリフォームする場合、規模や劣化状況によって65〜110万円程度の幅があります。Nさんのケースは棟板金の交換と雨樋補修が加わったため、この金額になりました。
施工後、Nさんから届いたLINE
工事が終わって1週間後、Nさんからメッセージが届きました。「雨の日に窓を開けて聞いてみたんですけど、屋根の音が全然違いました。なんか、ちゃんとした家になった感じがします」。
ガルバリウム鋼板はスレートよりも雨音が響きやすいと言われることもありますが、カバー工法で二重構造になったことで遮音性が上がり、むしろ静かになったと感じていただけたようです。
一人暮らしで築27年の家を持つ32歳が、台風後の違和感を放置せずに動いたことで、雨漏りが起きる前に手を打てた。それだけでも、この判断は正解だったと思います。
屋根は目に見えない場所だからこそ、「なんとなく気になる」という感覚を大事にしてほしいんです。
施工事例一覧もあわせてご覧ください。
気になることがあれば、まず話してみてください
この記事を読んで少しでも気になることがあれば、電話かLINEで気軽に声をかけてください。株式会社アヴェールは吹田市エリアへの出張調査も無料でやっています。
☎ 080-5852-1671(毎日9時〜18時、土日祝もOK)
「どこに頼んでいいかわからない」という方こそ、まず話を聞かせてください。しつこい営業は一切しません。