「棟板金が浮いている」と言われたら、まず何を確認するか

豊中市の屋根リフォームの相談で、最近もっとも多い入り口のひとつが「棟板金(むねばんきん)の浮きを指摘された」というケースです。昨年の秋、アヴェールにチラシを見て連絡してくださったTさん(32歳・豊中市在住)も、まさにこの状況でした。

Tさんは夫婦と小学生のお子さん2人の4人家族。築22年の一戸建てに住んでいて、たまたま近所で屋根工事をしていた業者から「棟板金が浮いていますよ」と声をかけられたそうです。

「本当に危ないのか、それとも営業トークなのか、判断できなくて…」と、最初のご相談のときにTさんはそうおっしゃっていました。正直に言うと、この手の声かけには悪質なケースも一定数あるので、疑うのは正しい感覚です。ただし、棟板金の浮きは実際に起きやすい劣化でもあるので、無視するのもリスクがある。だからこそ、第三者として現場を見ることに意味があります。

関西全域で見てきた屋根の現場から言えること

アヴェールはこれまで関西全域でリフォーム・リノベーション工事を手がけてきました。その中で屋根の現場も数多く対応してきましたが、豊中市を含む北摂エリアの住宅は、1990年代後半〜2000年代に建てられたスレート屋根(薄い繊維強化セメント板を使った屋根材)の建物が多く、ちょうど今、補修や葺き替えの時期を迎えているものが目立ちます。

豊中市は台風の通り道になりやすい大阪府内でも、比較的風の影響を受ける地域です。棟板金はその名のとおり屋根の頂点(棟)を保護する金属板で、内部の木材(貫板・ぬきいた)が経年で腐食すると釘が浮き、板金が剥がれやすくなります。強風のたびに少しずつズレていき、放置すると雨漏りに直結します。

Tさんの屋根で実際に見つかったもの

現地調査に伺うと、Tさん宅のスレート屋根はコケや藻が広範囲に広がっており、表面の防水シート(ルーフィング)の保護機能もかなり低下していると推測できる状態でした。棟板金は確かに数か所で浮きが確認でき、釘も何本か抜けかけていました。

「これはよく聞かれるんですが」雨漏りしていないから大丈夫、とはならないんです。棟板金の隙間から入った水は防水シートで一時的に止まっていても、シートが劣化しきったところで一気に雨漏りが始まります。気づいたときには下地まで傷んでいた、というケースを何度も見てきました。

Tさんの場合、幸い下地の傷みは軽微で、葺き替えではなくカバー工法(既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねる工法)が選択できる状態でした。既存のスレートを撤去する葺き替えに比べて、廃材処分費がかからない分コストを抑えられます。

カバー工法と葺き替え、どちらを選ぶか

実際の費用感としては、カバー工法(ガルバリウム鋼板を使用)で65〜90万円程度、葺き替えになると90〜130万円程度が関西圏での一般的な目安です。ただし屋根の形状・面積・下地の状態によって変わるので、あくまで参考値として見てください。

ガルバリウム鋼板(アルミと亜鉛の合金めっき鋼板)はスレートに比べて軽量で耐久性が高く、北摂エリアの風雨にも適した素材です。Tさんも最終的にカバー工法でのリフォームを選ばれました。

棟板金の補修と雨樋(あまどい)の部分交換も合わせて施工し、工期は約4日間。「ここまでボロボロだったとは気づかなかった。早めに動いてよかった」とTさんからはそんな言葉をいただきました。

「うちはまだ大丈夫」と思っている方へ

築20年前後のスレート屋根は、見た目では問題なく見えても内部で劣化が進んでいることがよくあります。特に以下に当てはまる場合は、一度プロに見てもらうことをおすすめします。

  • 築15年以上でまだ一度も屋根のメンテナンスをしていない
  • 屋根にコケや黒ずみが目立ってきた
  • 強風のあとに屋根まわりで何か落ちていた
  • 雨の日に天井や壁のにおいが気になる

雨漏りが始まってからでは修繕費がかさみます。現地を見て「今すぐじゃなくていい」と判断することもありますし、その場合はそう正直に伝えます。

リフォームの無料相談・お見積もりもあわせてご覧ください。

無理な売り込みは一切しません

アヴェールに問い合わせても、しつこい営業は一切ありません。現地を見て、正直にアドバイスするのが私たちのやり方です。

豊中市エリアの屋根リフォームについて、まずは無料で話を聞かせてください

  • 080-5852-1671(9:00〜18:00、土日祝も受付)
  • LINEで写真を送っての相談も対応中
  • 現地調査・見積もりは完全無料

この記事をシェアする

← 前の記事 豊中市 外壁塗装|近所の塗り替えが気になり始めたKさんの記録 次の記事 → 豊中市 水回りリフォーム|夜中にトイレが流れる音が止まらなかったTさんの記録